
世界で一番美しいと言われる海岸の町に行ってみたら想像を超えた絶景があった
今回行ったアマルフィはナポリからソレント、ソレントからバスか高速船あるいはサレルノからバスか高速船の2通りの行き方がある。
僕はソレントからバスで行ってみた。
ソレントから山越えのバスは僕には地獄だった

ソレント駅からバスで約1時間半、バスの中は阿鼻叫喚
運転手はさながらレーサー気取り
ケータイ片手にアクセルワーク、乗客は固唾を飲んでコーナーリングに備える
そんな恐怖に耐えながら、バスは峠を越えていきます
90分後、やっとの思いで着いたそこには世界有数の美しさを誇る海岸線「アマルフィコースト」がありました
しかもそれは想像をはるかに越えた絶景の見られる場所だったのです。
高級感のある潮の香りが

バスターミナルに着くともうそこは天国みたいな海辺の町がありました
ヨーロッパの高級リゾート地特有の雰囲気がそこかしこから漂ってきます
この町は小さいけど本当に美しいという言葉がぴったりの場所です。


日が暮れると町はさらに高級なリーゾート地に変わっていく

アマルフィには驚きのレストランがある

アマルフィにはいいレストランが結構あるんですが、一番のオススメはココ
「マリーナ・グランデ」
味はもちろん、サービスもサイコーにいいと思いました
イタリアの夜はかなり遅くにピークを迎えるので、予約をしていないのなら早めの来店がいいと思います。うまくいけば海が見える席に案内してもらえるかも。
実はここ、ミシュランの星獲得店なんですがその割には価格も高くはなく、とても行きやすいレストランだと思います。
次の朝は早く起きて街を散策
僕の旅の基本は街を大体把握するまで、歩いて写真を撮るスタイル
なので人があまりいない朝早くが基本
朝の空気は写真を撮るのにも向いてるからね


アマルフィの町は裏路地に趣がありますね
迷路のように入り組んだ路地は、突然行き止まりになる道も少なくありません
アマルフィに来たら行くべきカフェ「パンサ」

カフェパンサ はアマルフィの数あるお店の中でも老舗中の老舗
名物の「レモン・ディライト」というレモンケーキは死ぬまでに一度は食べたい
お菓子だと僕は思います。
場所はアマルフィの大聖堂の前の広場に面しています



LEICA CL
アマルフィは紙の町

アマルフィの玄関口は海
この町は海運の要所で、中世の時代には随分と栄えたらしい
その証拠にアマルフィの大聖堂は、カトリック教会の格付けの中でもかなり高い格付けがされてるそう。
また海から山に向かって奥深くまで町があって、町の奥には製紙業が栄えていたようです。今でもその製紙工場跡が博物館になっています。
そして現在も日本の美濃市(岐阜)とは町どうしの交流があって、美濃から人も来てるということです。意外なところで日本と縁があるんですね。

天気がいいので、船に乗って隣町に行ってみた

もうバスはこりごりなので、高速船に乗って20分そこそこで行ける隣町「ポジターノ」まで行ってみることに。ポジターノはアマルフィよりも小さい港町。
でも行ってみるとここでも信じられない絶景に出会えることになる

高速船から見えた光景は一生涯忘れられない風景でした

ポジターノの港に着くと、船からこの光景が見られます。
ポジターノの町は太陽と坂がよく似合う

船を降りるとショップやレストランが並ぶエリアが広がってます

坂を登ってポジターノの町を散策

登った後にはご褒美の光景

やっぱり歩くとお腹が減るね
ポジターノの町を散策するのは2時間もあれば町をくるっと一周りできます
でも坂を上り下りしてるので、お腹はペコペコ
どこか食べるところをググってると、見つけちゃいましたここでも名店を
ポジターノの名店 リストランテ「MAX」

入り口は可愛いけど


お昼にも関わらず、かなりの出費だったけどここの料理はそれくらい出す価値は十分あると思います。
アマルフィ海岸は高速船であちこち行ける
最後になりましたが、アマルフィの楽しみ方は小さい港町があちこちに散らばっています。それぞれに紙が有名だったり陶器だったりガラスだったり。
それらの街には大体高速船で行き来できるようになってるので、かなり楽しむことができるのではと思います。
もちろんアマルフィから有名なカプリ島やイスキア島までもいけますよ。
おまけ写真

これもフィルムで