CONTAX T2

1990年発売の高級コンパクトフィルムカメラ

僕にとってのCONTAX T2って(作例あり)

1990年、僕が成人した年に発売された当時高級コンパクトカメラという言葉すらなかった時代に、T2は発売された。
当時すでに写真を撮っていた僕は、このT2の初代機コンタックスTというカメラが気になっていた(後にTも買うことになるんだけどね)。Tは1984年にポルシェデザインがデザインを担当し、アルミ合金の外装は削り出し成形っていう今では全く採算が取れない贅沢な精密機器のようだった。当時中学生の僕には8万円以上のカメラ(しかもコンパクト)など買えなくて、カタログをずっと見ていた記憶があるくらいだった。
それから6年後大学生になった僕の前に現れたのがT2だった。
自分の進路が写真家に向いていなかった当時、さらに高額な12万円というカメラは依然高嶺の花だったので、T2はそれ以来僕の記憶から遠ざかっていって存在すら忘れてた時期が長く続いた。
T2とは最初僕にとってそんな程度だったんだ。

CONTAX T2は突然に

2010年前後にTを手に入れる機会があって、その写りとレンジファインダーのピント合わせは、僕の撮影スタイルに合ってたのでずっと使い続けてたんだけど、コマ送りとシャッターにやや難ありの個体だったので、僕のライフスタイルでもある旅に持っていくのが怖かった。
そんなちょっとした不満を抱えたまま、時代はデジタルカメラに完全移行していってフィルムコンパクトカメラも中古相場は「持ってけドロボー」みたいな状態だった。(今思えば買い漁っとけばよかったな)
それから2014年、確か春にデジカメが高画素競争に入っていく最中、新宿のとあるカメラ屋さんにT2が置いてあって、3万円台だった記憶がある。
若い時のあの欲しいと思ってた記憶がむくむくと思い出され、前日撮影仕事でもらった数十万のお金を持ってたので即購入。こうして僕の手元に20年の時を経てT2はやってきたのだった。(話長いね。ごめんなさい。ちょっと興奮)

Tシリーズ初代 CONTAX T

TとT2の違い

TとT2の違いはもうはっきりと分かるところでいうと、ピント合わせがTは完全マニュアル、T2はAFだというところと、フィルム巻き上げと巻き戻しがオートかそうでないかというところ。
あとは同じレンズで最短撮影距離とか、いろいろあるけど基本的には同じレンズの焦点距離と明るさというところだろうか。
でもこれ実際とってみると性格的に全然違う傾向にあると思うんですよね。
なんかTはやっぱりどこかレトロな写りで、T2はより現代的というかそんな感じなんです。比較になればいいんですが現像もスキャンも全て自分でやってるので、そういう感じにしてしまってるのかもですが、やっぱり違うような気がします。

CONTAX T 結構絞って無限遠
CONTAX T

やっぱりTはどこかピントもふわっとした感じ。

CONTAX T2
CONTAX T2

どうでしょうかね?やっぱりT2の方がカリッとしてて、これはフィルムとの相性もあるんだろうけどシャープな感じがしますよね。
結局どちらも僕は好きなんですけどね。

CONTAX T2はサイコーのスナップシューター

2014年に購入して以来、丈夫で壊れない小さいカメラとしてあちこちに持っていったT2。購入以来いつも僕のカバンの中にT2を入れてます。
ほんといろんなとこ連れていったな。

南紀白浜
那須塩原
中禅寺湖

国内だけではなくて海外にも(今は海外にいますけど)

撮影仕事で行ったヨルダン
これも仕事で行ったウガンダ

ほんと、T2っていいなあって自画自賛しながらブログ書いてます
ピントの中抜けっていうAFがまだ完全じゃなかった頃のしかもコンパクトカメラ。ちょっとしたコツも掴めば近距離のピントの中抜けは無くなります。

えっ、今T2人気あるの?

今僕は日本じゃなくて海外に住んでます。で日本のフィルムカメラ事情が4年くらい前から自分の中でアップデートされてなく、いろいろ日本の方のブログ読んでるとT2が人気で価格も高騰してるってことに驚きました。
でもほんとにすごく嬉しい気持ちになりますね。
デジタルじゃなくて、フィルムが良いって思う人結構いらっしゃるんですね。

まとめると

コンタックスT2は僕が写真家になってから僕の元にやってきたカメラです。
それまでずっとニコンF3からD810というカメラまでずっと使ってきたニコンの一眼システムをフジフィルムのXシリーズに変えたきっかけは、コンタックスT2の出す緑色に近づけたかったからなんです。
これからもずっとT2使っていきたいと思います。

Instagram やってるのでフォローしてみてください

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。